からだによく効く栄養の本のレビュー


からだによく効く栄養の本



日本橋の丸善で大量に平積みされていたので、思わず手にとりました^^

栄養の本というと、「栄養学」的な話を語ってあることが多いのですが、この本は「栄養学」というよりは、生活習慣の中で、どんな食べ物やどんな食事が体に効くかという観点の内容になっています。


う~んと、「栄養学」の本というのは、3大栄養素の話からはじまるわけです。
「炭水化物・脂質・タンパク質はどういう働きでどんな食べ物がありますよ」という感じですね。

これがよくある栄養の本のスタイル。

でも、こういう「栄養学」の話ってあんまりおもしろくないんですよね。私もそう思います。

じゃあ、この本はどうなのかというと、「栄養学」の話からはじまるのではなく、
わたしたちが食べるものが体の中でどう働いているのか
どんなものを食べるとどんな効果があるのか

を簡潔にイラスト付きで紹介しています。

基本的に各項目が見開き2ページくらいまでしか使わずに解説してあるので読みやすいですね。

健脳には噛むことがよいとか
そんな魅力的な言葉が使われています。

とっつきやすい内容ですね。

注目していただきたいのは、
・脳の栄養になるものと実際にどんなものを食べたらよいのか
・しっかり噛むとどんな効果があるのか

この2点がわかりやすい解説でした。
真似してイラスト作れそうでしたよ(笑)

もう一つ、この本のおもしろいところは、Q&A式にして、
どんな食べ方がよいのかどんな食べ方がよくないのかを解説しているところです。

このQ&A式なところが読みやすい。

とくに「食べ方」という視点で解説しているところが見習たいところです。
食べるものも大切ですが、同じものを食べても「食べ方」次第では脂肪がたまるだけになることもあるので、この「食べ方」っていうのは要チェックですね。

読みやすさ★★★★
読み応え★★★★
おすすめ度★★★★




からだによく効く栄養の本

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