
のんではいけない薬
たくさんある薬の中で、安全性が高いもの、使うと副作用が強いものなどを解説している本です。
薬の名前・効用・副作用の解説については専門的な用語もでてくるので多少わかりづらいところはありますが、安全性の高い薬とそうでない薬を表にまとめてあるところが非常にわかりやすいです。
たとえば、不眠用の薬では、「ベンゾジゼピン系」と「非ベンゾジゼピン系」という薬がありますが、実際の商品名の薬がなんなのかがわからないと判断しづらいものです。
それをこの本では、「ベンゾジゼピン系」にはどんな薬があるのか、「非ベンゾジゼピン系」にはどんな薬があるのか、そしてその中で安全性が高いものはどれなのかを表にして教えてくれるので、薬の解説が多少難しくても表を見ればわかりやすいようになっています。
そして、安全性が高いと判断する基準として、世界的な健康の指針を決める機関である世界保健機関(WHO)が報告していたり、推奨しているものを例にあげているため、世界レベルで客観的な評価があるものを列挙していることがわかります。
薬を何種類も常用している場合は一度買って読んでみると、よけいな薬を飲んでいるかどうかを知ることができ、経済的にも副作用から体を守るという意味でもよい勉強になるでしょう。
わかりやすさ★★★
読みごたえ★★★
おすすめ度★★★

のんではいけない薬
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