女性のための睡眠バイブルのレビュー
女性のための睡眠バイブル
不眠に悩んでいる女性にはこの1冊がとても参考になります。
女性は男性よりも不眠になりやすいのですが、それは女性ホルモンが影響しておりメカニズムがわかりやすく解説されています。
一般的な睡眠に関する本ではここまで女性の体質について解説されていないですし、女性のライフスタイルに合わせた対処方法についても書かれていませんので、この本のほうがよほど女性にとってやさしい本です。
睡眠のトラブルがある女性には1冊あると便利ですね^^
内容的には・・・
・睡眠の一般的なメカニズムについて
・女性特有の不眠になりやすい原因について
・妊娠中・子育て中など女性のライフスタイル別の不眠対策について
・薬の解説と利用の仕方について
・よくある質問についての解説
といったような内容になっています。
解説も比較的わかりやすい言葉を使っておりイラストや図も使用されているのであまり難しい印象は受けません。
不眠対策については薬を使えばいいというよりは「眠る力」を引き出すためのライフスタイルの方について教えてくれています。
健康についてはなにごとも「これをやったほうがいい」ということばかり前面にでていますが、「やってはいけないこと」をやらなくなるだけで体への負担は激減し、症状も軽くなりやすいのです。
そういった「やってはいけないこと」についても教えてくれますよ^^
難を言えば、ナイトミルクをすすめていますが、胃腸への負担を考えると「ナイトミルク」はおすすめしてほしくないなぁと思いました。
わかりやすさ★★★★
読みごたえ★★★★
おすすめ度★★★★★
女性のための睡眠バイブル
朝1杯!!白湯のみダイエット(千葉麗子・川島朗)のレビュー
朝1杯!!白湯のみダイエット
監修が川島朗医師だったので読んでみました^^
川島朗医師は女性医療の分野で、西洋医学にこだわらず東洋医学も交えた診療をする方で雑誌でもよく記事を書いていらっしゃいます。
その川島医師が監修しているのだからまともな中身だろうなと思って読んでみたのです。
ベースはダイエットではありますが、「白湯」が女性の体にどれだけのプラスをもたらすかをわかりやすく解説しているので、ダイエット関係なしに読んでみるといい本です。
後半には体験談ものっているので、モチベーションを高めるにはよい刺激になるでしょう。
一品ダイエット(トマトとかキャベツとか)が流行っていますが、そういったものもよりもよほど「白湯」のほうが解毒作用もあって女性の体をきれいにする効果があると思います。
私自身も朝に白湯を飲むようにしていますが、朝に飲むと体がじんわりと温まります。
便通にもよいです。
千葉麗子さんのヨガメニューも参考になりますよ
朝1杯!!白湯のみダイエット
ニセモノ食品作り最前線のレビュー
食品のカラクリ(11)ニセモノ食品作り最前線
ジュースは添加物だけで作れる?!
ことを写真付きで解説してくれています。
ベストセラーで有名な「食品の裏側」を読んでいたので、わたしたちが買っている食品にどのような添加物がどのように使われて安い商品ができあがるのかイメージはできていたつもりですが・・・
写真でみると生々しいですね^^;
ジュース作るのに、理科室にありそうな茶色いビンとかばかり使うんですよ。
というか、そういうビンに入っているものだけで作れちゃうわけです。
・・・どうりで安く買えるわけですよ。
そして
もうファーストフードは食べる気が失せますーー;
よく低価格商品の話題もありますが、品質を落とさずに値段を下げるのにも限度があります。
どっかで帳尻を合わせないといけないわけで・・・
ビーフ100%のカラクリにげんなり――
ビーフ100%を語るために手段を選ばないえげつない材料の作り方をみると・・・
これって牛肉食べなくてもBSEにかかるんじゃないの?
っていうものまで使っていたり。
そしてフライドポテトも・・・
どちらにしても私はファーストフードに使われている油の質が悪いために食べるとじんましんがでたりぜん息発作を起こすので食べませんけど。
アレルギーない人でもあんなものばかり食べていたらアレルギーになりますね。
食事代わりに食べるものじゃないなということを思い知らされました。
わかりやすさ★★★★
読みごたえ★★★★
おすすめ度★★★★
食品のカラクリ(11)ニセモノ食品作り最前線
女性を悩ませる経皮毒のレビュー
女性を悩ませる経皮毒
アレルギーと日用品の化学物質の影響などについてはよく取り上げられています。
「経皮毒」は、シャンプーをはじめ洗剤等の日用品に含まれる化学物質が皮膚から吸収されて体内にたまり、やがてその成分でアレルギーや病気を引き起こすとされているものです。
アレルギーとの関連についてはイメージできる人も多いと思いますが、実は日用品に含まれる化学物質には「ダイオキシン」で有名な「環境ホルモン」の作用があるものが多数あり女性に特有の婦人科の病気を引き起こすともいわれているのです。
このような経皮毒と婦人科の病気との関係について焦点をあてて解説してくれているのがこの本です。
内容的には・・・
・婦人科の病気の解説
・婦人科の病気と経皮毒との関連性について
・経皮毒が妊娠中の胎児に及ぼす悪影響と先天的な奇形などの疾患との関係について
・日常生活での対策
といったようなことが書かれています。
女性には一度読んでもらいたい1冊です。
とくに婦人科の病気がある女性や、これから妊娠の予定がある方は経皮毒から自分の体と赤ちゃんの体を守るためにも読んだほうがよいです。
著者は実際の産婦人科医が書いていますので、婦人科の病気と妊娠に関する解説は比較的わかりやすいです。
イラストも多少使ってあります。医療系の本を読むのに慣れていない方は多少難しく感じるかもしれません。
わかりやすさ★★★
読みごたえ★★★★
おすすめ度★★★★★
女性を悩ませる経皮毒
のんではいけない薬のレビュー
のんではいけない薬
たくさんある薬の中で、安全性が高いもの、使うと副作用が強いものなどを解説している本です。
薬の名前・効用・副作用の解説については専門的な用語もでてくるので多少わかりづらいところはありますが、安全性の高い薬とそうでない薬を表にまとめてあるところが非常にわかりやすいです。
たとえば、不眠用の薬では、「ベンゾジゼピン系」と「非ベンゾジゼピン系」という薬がありますが、実際の商品名の薬がなんなのかがわからないと判断しづらいものです。
それをこの本では、「ベンゾジゼピン系」にはどんな薬があるのか、「非ベンゾジゼピン系」にはどんな薬があるのか、そしてその中で安全性が高いものはどれなのかを表にして教えてくれるので、薬の解説が多少難しくても表を見ればわかりやすいようになっています。
そして、安全性が高いと判断する基準として、世界的な健康の指針を決める機関である世界保健機関(WHO)が報告していたり、推奨しているものを例にあげているため、世界レベルで客観的な評価があるものを列挙していることがわかります。
薬を何種類も常用している場合は一度買って読んでみると、よけいな薬を飲んでいるかどうかを知ることができ、経済的にも副作用から体を守るという意味でもよい勉強になるでしょう。
わかりやすさ★★★
読みごたえ★★★
おすすめ度★★★
のんではいけない薬
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