卵子story~女性のからだと卵子のひみつ~
女性の月経周期についてわかりやすく書いてある本がないかなと探していたところ、高校生の授業にも使えそうなわかりやすい本がありました。
それがこの本ですね。
卵子を「ランコ」と読んでいます。
絵本のようなサイズでやんわりとしたイラストが入っているうえに、
難しい医療用語はほとんどでていないのでとてもわかりやすいです。
主役は卵子のお話ですが、卵子ができてから排卵が起こって生理がくるまで、生理が終わったあと卵子はどうなっているのか?
などなどスローリー仕立てで書かれています。
また、20代・30代・40代とライフステージ別に卵子の状態の解説や、
どんなことが月経が乱れる原因になるのか、
おりもの役割などもとても抵抗感のない表現で書かれていますね。
中高生の性教育に使うにはもってこいの教材だと思います。
読んでいると、出産してくなってくるくらい卵子(らんこ)ちゃんのキャラクターがキュートです(笑)。
私もそうだったんですが、性教育って学校できちんと受けていない女性も大勢います。
学校の方針や教員の技量などによって大きな差がでてきてしまっているんです。
ですから、なんとなく月経のサイクルがどんなものかはわかっていても、月経にどんなホルモンがかかわっているのかや、
子宮や卵巣がどういう状態になっているのかを知っていることはあまりありません。
それでもとくに困ることはないのですけれど、
最近は婦人科の病気を抱えている女性がたくさんいます。
子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣の病気
不妊
などですね。
こういった病気を悪化させてないために、
治療していくためには、やはり子宮や卵巣のメカニズムを知っていると対処もしやすいのです。
女性が月経周期について、子宮や卵巣について軽く勉強するにはとてもわかりやすい本でおすすめです♪
わかりやすさ★★★★★
読みごたえ★★★★
おすすめ度★★★★★
卵子story~女性のからだと卵子のひみつ~
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